1998年
欧州セミナー旅日記  
 
 
 
8月1日(土)
 ヘルシンキ市内 買い物 傘49mk ネクタリン12mk
 14:30 ヨハナ氏と待ち合わせ(ヘルカホテル)1泊8000円程度
 パイヨラハティーへ向かう。途中ドライブインでCD3枚100mkで購入
 パイヨラハティーで巻き藁稽古(湖畔にて。SAT先生、MTO、コニー、ガブリエラ)
 シュパイデル氏に1万円を360mkに両替していただいた。
 
8月2日(日)
  8:30 朝食
  9:50 打ち合わせ(ヨハナ氏、コニー氏、シュパイデル氏、SAT先生、MTO)
       セミナー予定の作成
       バッゲ氏の質問 指導法 直す方法の最善策
                   初心者の最初離す時 怖がった場合どうするか
                   妻手首おれる場合、どのように指導するか
                   指導層に指導の話をしてほしい
       EKFセミナーでの出来事、有料TVの話題で持ちきりであった。
       SAT先生「浦上先生は目と手首の中央と弓の左角一直線になるのが規準」
       「4寸8寸、初心者は5寸1尺」
 日置射法の規準となる事柄について列記し、整理すると指導上有益になるのでは。
 昼食(チキンおいしい)    ビルバさんに写真を渡した。
 ビルバさんからヘルシンキクラブ(光)のパーカーとSOTの靴下をいただく。
 フィンランドメンバーは道場準備。
 15:00 NTKに電話(30mkテレホンカード2分程度か?)833円
       日本への切手は3、40mk
 ・ 離さず伸びあう練習、1、2本は効果がある。(SAT先生談)
 
【日弓連体配】「3歩」とは「4歩目」を3歩目につけること
        的に向きをかえるとき、右足かかとを床から離さない。
        その時左足の向きはそのまま。
        乙矢を挟むのは中指を伸ばしても曲げても良し。
        本座まで何歩で進むかは5人で決定すれば良い。
        (連盟で歩数は決めていない)
        (日置流でも何歩という教えはない)
 
【質問調査項目、アイデア、欧州弓道家の希望、等々】
 ・浦上先生と稲垣先生の年齢差は?(コニー)
 ・直置先生はいつ東京へ出たか?
 ・直置先生はいつ三分二を許可を得たか?
 ・名古屋大学師範は竹林派。誰か?
 ・弓長、矢長、割合について(表にする?)
 ・日置と正面の違い
 ・正面がいかにして出来たか
 ・浦上先生の活躍は?
 ・阿波研三について(雪荷派免許皆伝。本多に習いに東京へ。仙台二校へ戻る)
 ・20世紀の弓道の歴史について
 ・本多利実について
 ・連盟の成り立ち
 ・ユングの本
 ・稲垣先生の活躍は?
 ・我々は若いのでドイツの若い弓道層にとって話しやすい。ディスカッション必要。
 ・4人の先生が違う時期に来る方法は?
 ・学生でもよいから長期間来てくれる方法も良し(マスターコース以上が望ましい)
 ・ビデオレターでチェック法
 ・数多くの日本人と稽古したい。
 ・講習会で初級、上級、講師側からの希望を出してもよい
 ・日本での講習
 ・ヨーロッパの人用に竹筒の中に何か入れてプレゼント(IED先生方式)
 
 
8月3日(月)セミナー初日
  7:30 朝食
  9:00 セミナー開始   日置礼射(1つ的)MTO・SAT
       射込み(12射毎)
       理論(矢束について)
        ・皆さん詰まっている方が多い
        ・矢束・・・半身(Hanshin)
          十束三伏(Totsuka mitsubuse)
          指極(shikyoku)・・・両手を開いて中指から中指までの長さ
          初心者は指1〜2本分程度多めに引いても良い。
       射込み
       理論
        ・応分の力・・・弓の力に応じて力を加えてゆく。
        ・弓手手首の位置・・・弓の左角と手首の中央と右目が一直線になる。
 12:20 昼食
 14:00 一手チェック4立・巻藁(1立説明含め約30〜40分)
 カフェテリアでビール2本飲む。
 アント氏のCDを聞く。VIHMA VA"RTTINA"   有名らしいが、日本でも売れているか? 
 
8月4日(火)セミナー2日目
  7:00 朝食
  9:00 開始
 10:10 講義(質問より)
        ・手の内、角見 弓を外れる場合は?・・・握りを太くする。
        ・稲垣先生の実績は?
               ・・・全日本大会に東京二より出場。数回入賞。
                  天皇陛下の御前試合にて優勝。 
                  全関東OB戦92、5%的中率にて表彰される
        ・日置弾正について・・・八幡大菩薩の化身(人間の形をした神様)
                    実在説、非実在説あり、不明。
        ・妻手取り懸けについて・・・レーキ(熊手)様に形を維持する様。
                      初心者は拇指を握り込まない様。
                      拇指を伸ばすことも
        ・呼吸の問題・・・五澄心(GO CYOSHIN)呼吸と姿勢を調える。
                 ・胴作り 弓構え 打起し 伸合 残心
                  スウハク  スウハク  スウハク  ハク  ハク
                 ・動作の始めは吸ってはじめ、吐きながら終える
 11:00〜12:00 射込み
 昼食   午後から会場移動(テニス体育館)
 14:30 射込み
 15:50 講義
       ・十文字 ・抜柱
       ・日置(稲垣先生)の教え・・・手先から中心へ
       ・日弓連の教え・・・中心から手先へ
       ・身体、足・・・大きな筋肉  手・・・小さな筋肉
       ・手先だけではボール投げのスピードは出ない(子供の投げ方)
       ・体と足を使うとスピード出る。
       ・手先だけならコントロールは簡単。
        体を使うとコントロールが難しくなる。
       ・弓道以外のスポーツも同じ。
       ・むち動作 M根元(マス大)、M先(マス小)。
             根元にV(ベロシティー)を加えると先に行くに従い、
             スピードが増す。
       ・バーティカルラインが大切になる。
       ・ホリソンタルのみではスピードが出ない。
       ・バーティカルを教えるとコントローリング面から言えば、たいへん
        難しくなる
 
【メモ】
 ・角見・・・「蚤」をつぶす様(拇指と中指にて)
       「他流の教え」と稲垣先生が話されたらしい(M註:雪荷派か?)
 
8月5日(水)セミナー3日目(中日)
  9:00 射込み
 12:00 終了  Markku氏中間距離発射
 洗濯(A予洗 B本洗 ○柔軟剤)は約40分   乾燥室使用可
 14:15 ラハティの町でマーケットとリサイクルショップへ行く
       ラハティスキージャンプ台を見学
       帰りに見た虹は大きくて美しかった。夜の月もほぼ満月美しかった!
 夕食  サウナ   稽古見学
 
8月6日(木)セミナー4日目
  9:00 12射射込み   1手チェック(2回目)
 ・午後稽古。5、4、3級審査 1手チェック(2回目)  射込み
 ・ヨハナ氏に昨年の写真をいただいた。
 ・パーティーの前にチーム得点的実施。
 (シュパイデル、ラングマック、MTOチーム73点にて優勝)
 ・パーティー      
 
8月7日(金)セミナー5日目(最終日)
 ・射込み
 ・講義(詰合〜伸合、掛けほどきについて)(SAT先生)
 ・射込み  ・1手日置礼射(1つ的)
 ・昼食  ・ヨハナ氏にIWハーパープレゼント。
 ・リサ、ペルティー、ユッシさんよりSOTへプレゼントをいただく
 13:15 出発  ARABIAへ行く ナプキン買う。
 ・カウパトリへ行く。古切手購入。
 ・ヘルシンキ観光船に乗り夕食(約1時間30分)。サーモンおいしかった。
 ・ハンブルクへ ホフ氏へお酒プレゼント。掛け軸請求書を渡した。
 
 
【メモ】
 ・ING先生50歳の頃、「やごろに達しない」とおっしゃっていたらしい。
 ・70歳を越えてからやごろに達する。なし割の離れ実現。
 ・「奥伝は初伝に通じる」「基本にもどって修練したいものである」
 ・ハンブルクの新道場は10月に完成予定。
 
8月8日(土)研究会
  8:00 朝食   9:15 ホテル発
 ・射込み12射
 ・講義(MOR先生)
 
【メモ】
 ・ホフ氏から紅舟筆『修技錬心』掛け軸代として550マルクをいただいた。
 ・8月8日、昼食はイタリアンレストランにて(研究会出席者全員)
       ・Minestrone(Gmu"sesuppe) 6,00DM
       ・Spaghetti Bolognese 12,00DM
       ・Apfelschorle(0,4l) 6,00DM
 ・ローランドポール氏・・・日本の企業にて働いている
              1998年中に日本に来るらしい。
              (ハンス氏の所に1週間泊まる。約2週間日本に滞在)
              息子(28m、9kgの弓使用)と娘あり。
 研究会講義(午後)
 
8月9日(日)研究会2日目
 
 研究会MOR先生講義
 
 11:40 MOR先生、SKN先生イタリアにむけて出発
 研究会の後、昼食をエルベ川沿いのレストランでショーレ(ヒラメ、カレイ?)を食べる。大変大きいのでびっくり。
 エルベ川沿いを散歩(日光浴の人多数、トップレスの人もあり)
 コーヒーとチーズケーキをカフェで。
 クライマーのおもちゃ4DMを見た次回見たら買いたい。
 ハンブルクからウエントルフへ向かう(車で40分)
 
8月10日(月)リーダーセミナー初日
  8:00 朝食
  9:00 挨拶 1つ的礼射(日置流体配) 射込み12射
 講義(目録について) 射込み 
 昼食 昼食後ポストオフィスまで電話しにゆく。テレホンカードの大トラブル。16マルク分話した。
 14:00 1手チェック
 コーヒーブレイク 1手チェック 射込み 夕食
 19:00 講義(伸合について、SAT先生)
 庭で飲み会(コニーさん、シュタイマン氏誕生日)
 ベアさん、ダグマーさんからSOTへのプレゼントをいただいた。
 19:00〜 講義
 
【メモ】
 ・ヘリゲル1958年頃死去 奥さんは2年後死去(これ違うのでは?)
 ・ヘリゲルの弓 ミュンヘンの親戚が所有していたのがわかり、北島、小沼、須原、??氏がいただきに行ったのでは?(これも??)
 ・16ミリフィルム 安沢氏の射あり(風の強い日だった)
  (的の部分はING先生の矢)その他代役(シュパイデル、・・。ING先生)
  撮影者生存中。フィルムを売りたいらしいが、高い!
 ・ハンブルク弓道場は「飛雲館」だった。
 ・アイヒャーさんの道場が「白雲堂」という名のつもりであったが建設されなかった。 ・ウエントルフスポーツスクールはザクセンヴァルツスポーツシューレ(あづちを年間を通してあずかってくれる)
 
8月11日(火)リーダーセミナー2日目
 
 講義午前
 
 講義午後14:50〜
 
 
 
8月12日(水)リーダーセミナー3日目(中日)
  9:00 12射射込み 講義
 
 
【メモ】
 ・ケルン約40名
 ・マインツ約17名(ヘルムート氏、ロルフ氏)
 
 射込み 11:45終了 昼食
 AGFAスタッフ撮影 ・ホフ氏の会
            ・MAT、スベン、ホフの矢番え
            ・矢立から矢を抜き取る(MAT)
            ・的と矢(的中)
 ・ホフ氏の会・30秒食らい我慢して何枚も撮影していた。
        グラスファイバーの弓を使用していた。
 ・3人立・・・大前MAT、中スベン、落ちホフ
        MATはホフ氏の着物を借り、コニーさんの弓、スベン氏の矢を番えて、2本目の矢はまだ取り矢をしている状態で撮影。3人とも同じシーン。跪座は疲れた。腕も疲れた。MATはスベン氏の矢を番え、スベン氏はMATの矢を番えて撮影。色々と注文が多かった。MAT、スベン共に2本目の矢は自分の矢。
 ・矢立・・・・10本位入った矢立(ミヒャエル氏の竹製のもの)からスベン氏の矢をふき取るシーン(MAT担当)。ホフ氏の着物を着て、ドイツの人のゆがけをホフ氏が借りてきてくれた。MAT、スベン、ホフ、各氏のゆがけは気に入らなかった(年期が入っていないので)ようだ。もっと汚れて、古めかしいゆがけがよかったらしい。私には安っぽいゆがけに見えたが。
 ・ホフ氏はハンブルクの日本庭園へ意って引き続き最後の撮影をしたらしい。撮影の謝礼モデル料として300マルクをいただいた。3時間程度であったのによいアルバイト料だ。
 ・自由練習を見る。 SMNさんに通訳していただいた。すべての動作、精神のあり方は離れに帰因して考えるべきであることを言った。初心者の指導法についても話した。離れを優先させること、細かい所は見逃してあげること。
 ・夕食後シュパイデル氏、ウラさん、ウベさん、ミヒャエルさん、ヘルムートさんと近くのビアガーデンへ行ってビールを飲む。(45マルクでシュパイデル氏とMTOで払った。)
 
8月13日(木)リーダーセミナー4日目
 
 講義
 
 
8月14日(金)リーダーセミナー5日目(最終日)
 
 講義午前
 
 
 
 セミナー終了後、ケルンに向かう。
 スベン氏へ小刀、モニカさんへ箸をプレゼント
 ベア夫妻へ箸とお茶プレゼント。
 11:00 ヘルムート氏とケルンへ向かう。
 18:30 ケルン着
 19:00 稽古
 22:00 夕食イタリアンレストランにて(スパゲティー、ゲミューゼスープ)イスマー氏にごちそうになる。
 イスマー氏宅で色々な矢、弓を見せていただく。
 
8月15日(土)ケルン
 8:00 朝食
 イスマー氏より白羽をいただく。(白羽はアーチェリーショップで購入できるそうである。次回はアーチェリーショップを訪れたい。 1枚50ペニヒ位とのこと。シャフト込みで10マルク位でできる?)
 レーナーテさん、ヘルムートさんと一緒に買い物。(スマイリーグッズ、スカーフ、ペン3、マジパン2、果実酒)スウォッチ90DMをプレゼントしていただいた。
 喫茶・・3人15マルク+3マルク
 昼食・・イスマー氏宅。レナーテさんとサラダ、ブレッド、アップルショーレ
 15:00〜17:00 ケルンの小学校で稽古。
 夕食は舟のレストランで。
 帰りに、AYM氏、UED氏の宿泊したというホテル前を通った。(ラインビュー?)
 イスマーさんの弓矢談義
  ・ロングボーの職人がベルギーにいる。
  ・モンゴルの弓と中国の弓はよく似ている。関板部鹿の角使用。牛の角?内側に。外側には腱を使用。(内・・堅く  外・・しなやか)
  ・トルコの弓はスチール製
  ・エジプトの弓下長い?巻き藁のようなものに向かって射て、インストラクターが指導している絵が掲載された本あり。
  ・越前 高(来?)・・・平根、矢羽模様。
  ・本 WING OF GLAY GOOSE だったか?
  ・イスマー氏カナダから羽を持って帰ったそうな
  ・ピグミーの弓矢
  ・ロングボー合成弓。または特別な木の内側を前竹側に、外側(柔らかい)を外竹側にしようしたものもあるようだ。
  ・UED先生の贈ったミニ矢(竹筒に入った)をみせていただいた。1992年7月とあった。また、「美しき弓道の年輪を重ねて」とあった。
  ・UED先生 イスマーさん宅へ泊まられたそうである。その時、窓の所で、「ギュンターさん、はくことが大切です。」と深呼吸をされたそうだ。
 
8月16日(日)ケルン
  5:45 起床
  6:10 朝食 ギュンター氏、レナーテさん、ヘルムートさんと
  7:00 出発(ルーティヒへむけて出発)マーッケトを見にゆくため
       LU"TTICH/LIEGE  /BELGIEN   あまりきれいな町でない。
       1DM=20BFr=85円
       MAAS川沿いのフリーマーケット  ブルーストーンという石が有名
       ベルギーのパスコントロールはなかった。
       野菜、衣類、飲食品、おもちゃなどの店はたくさんあった。
       しかし、アンチック、リサイクル品はほとんどなかった。
       イスマー氏よりナイフをプレゼントしていただいた。普通のナイフと思ったら、ペーパーナイフのようである。(340BFr)
 昼食 シャンピニオンオムレツを食べた。おいしいが、塩辛い。
 13:40 オランダ(ネーザーランド)のMaastrichtへ向かう。
       パスコントロールはない。Maas川沿いを走る。
 「カタルパ」の木を見た。弓に使用する材木になる。豆がなっていた。日本でも使っていた? 日本名は何だろう?
 「SPAレモネ」の小を飲んだ。おいしかった。
 広場でボーチェの大会が行われていた。(以前イタリアで体験したやつ。日本で短大生に紹介した。)
 ウインドショッピングを楽しんだ。
 16:00 マーストリヒトをたった。
 イスマー氏宅で一休み。夕食はガーデンで。
 カンタレーリとインゲンサラダ、白ワインをいただいた。
 アイヒャー氏(バッデュルカイム)から電話有り。(弓をまた始めた。5人位で稽古しているとのこと)
 夜、腹痛(胃痙攣のような)あり。歯痛止めで代用するもまたすぐ効果消えた。何だったんだ?キノコにあたったか?
 明日はAACHEN。
 
【メモ】
 ・昔、EKFセミナーでING先生とKMG先生、朝6時に稽古されていて、ING先生がKMG先生に日置流の手の内の指導をされていたそうである。(イスマー氏談)イスマー氏の部屋の向かいが弓道場だったので見えたそうである。
 ・昔行ったライン川沿いのホテル・・・バイラー(オーバーベーゼル)
 ・ING先生の行かれた時に大砲を撃って、エピソード(事件)のあった城・・・マルクスブルク城(ブラウバッハという町) 病気をされた次の年のことらしい(シュパイデル氏談)
 
8月17日(月)
  8:00 起床。シャワー(腹痛はおさまった)
  8:30 朝食(ギュンターさんはすでに仕事へ)
       レナーテさん、シュパイデルさんに電話。
 10:00 ヘルムート氏が来て、3人でアーヘンへむけ出発。
       (ケルン〜アーヘン、約70kmか)
       シュパイデル氏宅に到着し、日本茶をごちそうになり、町へ出かける。
 リサイクルショップで受け皿(6枚)10マルクで購入
 昼食 トルコ料理の店へ行き、ディーゼルと豚肉料理を食べる。(4人90マルク)
 4時頃稽古のためミヒャエル氏道場へ向け出発する予定。
 町中散歩 教会見学
 買い物 キーホルダー(29マルク、12マルク) クッキー25マルク
     ジャム2個12マルク
 コップの演奏パフォーマンスを見学(すばらしい)
 16:30 ベルギー(ミヒャエル、シューベルトさん宅)へ向け出発。
 シューベルト氏宅(城の入り口改装した家)でコーヒーとケーキをいただく
 稽古 12射程度 シュパイデル、レナーテ、シューベルト、ヘルムート、ウラ、ディエゴ、エバ(美術の先生) エバさんのゆがけを直した。
 シューベルトさんの奥さんはマーガレットさん。息子2歳
 シューベルトさん宅で夕食をごちそうになる。
 シューベルトさん、ウラさんにKSMJG風呂敷を差し上げた。
 22:40 シューベルトさん宅発 帰宅 零時過ぎ、就寝。
 
【メモ】
 ・ワイマール(東ドイツ)・・・ゲーテの住んだ町。1999年ヨーロッパの文化村指定(エキスポ?) 今年はコペンハーゲン。
 ・シューベルト氏宅より10kmくらいの所に道場を建てたいと思っているらしい。
  土地はシューベルト氏所有で、1500万位かかる見込み(今だ検討中)
 
 
8月18日(火)ケルン
  8:30 朝食 シャワー リラックス
 「日置當流射法」をイスマー氏に見せる。たぶん持っているとのこと。
 「ITKさんに訳してもらいながら話を聞くのはどうか?」と言っておいた。
 ホフ氏の本はみんな持っているとのこと。しかし、初心者には不要と思われる部分も多く、他に簡潔なテキストが必要である。
 今日はゾーリンゲンのナイフ博物館を見にゆき、城(シュロスブルグ)を見る予定。
 午後、ケルンのドーム近くのマーケットに行く予定。
 10:30 ルフトハンザへ電話してもらう。(すべてok)
 10:40 イスマーさん宅出発。(ヘルムート氏、レナーテさん)
 ゾーリンゲンナイフミュージアムで18DMのナイフを購入
 グレークハート(ゾーリンゲンの一部)にあるシュロスブルグはING先生、MOR先生も昔いらっしゃった。
 シーファー(この地域でとれる黒く柔らかい石。板状のもの。)という独特の壁の家(魚の鱗のような石のかべ)がたくさんある。
 ゾーリンゲンの町にはトロリーバスが走っている。(ミュンヘンにもあるらしい)
 昼食 Holzfa"llersteak(mit Zwiebel,Bratkartoffeln und gem.Salat)20,50DM,Ginger Aleを注文した。 (食事代MTO、3人分65マルク)
 シュロスブルグの中を見学、城もきれいだし、中の展示品も興味深いものであった。
 城のトップからの眺めは大変すばらしい。
 外にあったブラシメーカーの実演も興味深かった。
 油絵用筆 大:牛の耳の毛 小:豚の毛  計7、95DM
 他の土産屋2軒も見るだけで楽しかった。
 15:40 ケルンへ向けて出発
 ドーム前広場で出店あり。たいへんおもしろい。
 矢尻(13マルク)ヘルムート氏よりいただいた。
 角(ホーン)を2つ(13マルク、8マルク)を購入
 ヘルムート氏に出店でアップルショーレをごちそうになった。
 カフェーでファンタを飲む。これもヘルムート氏にごちそうになった。
 (ロシア人の流しのおじいさんがアコーディオンを弾いた。)
 
【メモ】
 ・インドの弓・・・反対に反った弓(モンゴル、中国とたいへん似ている)
 ・インドの弓・・・スチールの弓もあり。
 ・イギリスの矢・・・先の方合わせ木になっている。また、むぎつぼ型になっているのはおもしろい。
 ・きれいな塗り弓(和弓、にべ弓ではないように見受けられる、ん?やっぱりよくわからない。)、犬鷲の矢、中白の矢(2本)等もあり、日本に住んでいたドイツ人からもらったらしい。彼は40年前に日本に住んでいたということだ。
 ・昔、的張りの仕方がよくなかったので、AOY先生が見本をみせたらしい。
 ・「LONG BOW」という本はおもしろい。良い写真や絵がたくさんある。
 ・世界の弓から学ぶことは多い。考え方は同じ場合がたくさんある。
 ・石津重貞、弓工職人の写真(有名)、稲垣先生の本にも載っているが。
 ・向かって右の弓氏が石津氏である(ドイツに行った)葉書あり。
 ・葉書のコピーと訳をギュンターさん、ヘルムートさんへ渡した。
 ・ギュンターさんに絵的(12ヶ月)と矢羽の絵のコピーを差し上げた。
 
8月19日(水)ケルン
  7:45 起床 シャワー
  8:10 朝食 ギュンターさんより本にサインしていただく。
          筆粉入れ(ホーン)をプレゼントしていただいた。
 本の絵はコピーして使用してもよいとの許可を得た。
 10:40 散歩 便箋(2)7,90DM ろうそく10本セット(2)3,40DM
 11:00 ヘルムート氏と出発 オートバーンでボンまで雪、ライン川沿いを走り、オーバーベーゼルまで行く予定。
 11:40 ボン市内を走り、ライン川沿いへ出る(ライン川は左側)
 バドライズィッヒの町を通りkoblenzを通る。
 マルクスブルク?を対岸の山頂に見た。ビーハインクリッヒブルダーの兄弟の城を対岸の山の上に見たが、彼らは互いに敵同士であったらしい。ブルグラインヘルツ城を右上に見た。ローレライを左岸に見る。その手前には美しい城(マウス城、カッツェ城)あり。
 ローレライの対岸の店でリキュールボトル購入(8マルク、7、50マルク)
 オーバーベーゼルの町に到着。
 ラットハウス裏のマルクプラッツ広場に昔泊まったホテルあり。
 13:30 ワインハウスヴァィラーで昼食。
       マルククルーススープ(おいしいが中の肉団子はあまりおいしくない)
 14:40 レストランを出発
 15:00 BINGENに到着(ヘルムートさんしか弓道家はいない)
       ナーエ川を見た。
       Bu"rg Klopp城に行った。
 18:15 ロルフリンダマイヤーさんと奥さんが来る。(マインツに住んでいる)
       ロルフ氏EKFセミナーを受け、初段を受審した。
 一緒に練習していたステファン(ゆがけをつくった人)は弓道ストップしてしまったらしい。(彼女と結婚し、後別れ、弓道もやめた)
 
【メモ】
 ・AKY先生がゆがけの緒の締めかたを直したらしい。
 ・ヘルムート氏のねこ・・・セミ
 ・夕食はアルトポストに行く予定。
 ・ヘルムート氏、相撲取りの像のベーシックモデルをつくるのに40時間かかったらしい。
 ・ヘルムート氏ネパールの矢所持。 
 ・ギュンターさん宅にあった矢羽の模様の平根はヘルムートさんが作製したらしい。
 ・シンポジウム、1994年(25周年記念であった)
 ・1981年頃、須原先生がケルンへ来てデモンストレーション、その時巻藁をロルフリンダマイヤーさんがいただいたそうだ。
 ・ラングエッケ?(BINGENから北へ40km) ロングボー製作者がいる。
 ・DIAL-Q-FLETCH FLETCHMASTER フレッチャー BITENBURGER(たぶんUSAのもの?)
 ・イローナさん(ロルフリンダマイヤーさんの奥さん)
 ・ロルフさんにもうすぐ孫が生まれるらしい。(まだ若いのに) 弓は20年位引いていて、今年EKFで初段をとった。
 ・ヘルムート氏・・・AOY先生のふろしきを持っている。
 
8月20日(木)
  8:00 起床 シャワー
  8:50 朝食 近くのカフェーで。たいへんおいしかった。
 ショッピング、ソビエト3セット15マルク
 ヘルムート氏より弦巻と根付をいただく。
 ヘルムート氏より矢の根3本をいただく。
 きれいな酒屋でアイスワイン1本(35マルク)を購入、やすい。
 ヘルムート氏には箸と小刀をプレゼント。
 (日本から何か送ろうと思う。日弓連のバッジも添えて)
 ヘルムート氏よりドイツ連盟のバッジとシールをいただいた。
 11:20 BINGENを出発。
 12:40 フランクフルト空港着。手続き。チェックイン。
 
【メモ】  
 ・パスコントロールの前に免税スタンプを。
 ・パスコントロールの後に返金所へ。(品物とレシート必要)
 ・ヘルムート氏17〜18KGの竹弓希望
 
 
 
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講義の内容は掲載していない。
 
 
 
 
 
 
 
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