大日本武徳會の階級令の新聞記事
 
 
 
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新たに『練士』號  武徳會の階級令改革
 
【京都発】大日本武徳會の表彰令並に階級令については審査認定方法が複雑なため、兎角の非難があつたので、五日午後一時半から京都武徳會本部に常議員會を開き、慎重協議の結果大改革案を可決、午後七時過ぎ散會したが、その要項は左の通りである
従来の精錬証を廃し練士と改める▽教士號は練士の稱號を有し五段以上なること▽範士の稱號は教士七年以上を經過し、満六十歳以上の者でなければ允許せぬ▽初段免許の資格は義務教育修了者、二段は高等小學校卒業または中等校第二年修了、三段以上は中學校四年修了と改め、有段者試験國語漢文の課目を廃止する
 
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(備考:新聞記事から。新聞社名不明・昭和9年2月6日。松尾蔵書の昭和8年発行『東京弓友名簿』に張り付けてあったもの。)
 
 
 
 
 
 
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