※弓道理論・実習 受講終了生コメント(2003年度1年生)
 
 
平井 光紀
「一年間の弓道理論実習をおえて」
 私は弓道について全くの無知でした。初めて授業を受けた時は、弓道とはどんなものなのだろうと、期待を膨らませていました。素人ということもあって、松尾先生や弓道経験者の方々が、弓道について一から教えてくれました。弓道は大変難しく、なかなか的に当てることはできませんでした。最初の頃は的から10メートルの距離でも必死でした。あまりにも思うようにいかないので、弓道はつまらないとも思ってしまったほどです。しかし慣れというのは恐ろしく、10メートルの距離ではほとんど的中するようになり、調子のいいもので、弓道って面白いんだと思うようになってしまうほどでした。そうなるともう欲が出てきて、もっと遠くからやりたいと思い、数歩ずつ距離を離していきました。感覚をつかんだのか、距離を離しても的中できました。前期の授業が終わる頃には普通の近的の距離でやっている自分に驚いています。
 あと、弓を作ったり、弓道の歴史や用語を学びました。普通の生活をしていたら触れることもないかもしれないし、知ることもないかもしれない弓道の世界を自分の肌に触れ、感じることができて、本当によかったと思っています。これからも、この授業で弓道というすばらしい武道を知っていきたいと思います。
 
 
吉田 盾
国際武道大学にくるまで高校から弓道を3年間やってきて、弓道の色々なことを勉強をしてきました。そして、国際武道大学の弓道理論実習を受けて弓道に対してさらなる興味が沸きました。高校生の頃は技術や簡単な弓具の知識、歴史などを独学で学んでいました。しかし、弓道理論実習では弓道に対して奥深いことを学んだり、いろいろな弓道に関する道具に触れ合ったりしたり、日頃弓道に対して疑問に思っていることに答えてもらうなどしておもしろかったです。特に四半的とゆうふつうの弓のミニチュアの弓を使い近い距離で的を打つ競技や、竹弓を作ったりしたのがとても印象があります。今度やるときは色々な弓具(かけ等)を作ってみたいです。
 
 
 
松永 歩
今年度は、前期は休みも少なく出席しましたが、後期では、季節的に寒さを感じるのが激しくなり休みがちになり大変ご迷惑をおかけました。2年生に学年が上がってからは、できるだけ休みの無いように努力したいと考えています。
 授業の中で矢や弓などを作る時間は印象深い授業だったと考えています。その反面、話のみで終わる授業は、寒さ暑さもあり、授業に集中できなかったような気もします。お願いと言っては、何ですが、確かに、学生の本分は、学業ですが、授業の方で、遅くなりますと、一年生が準備の方が大変で、目のまわるような感じでうごかなければなりません。松尾先生のほうで、よければ考えていただければと考えております。     以上です。
 
 
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 以上は掲載の承諾の得られたものだけを掲載しています。
 受講生のご協力ありがとうございました。
 
 
 
 
※弓道理論・実習 受講終了生コメント(2003年度2年生)
 
 
 
岡 聖子
<弓道理論を終えての感想>
        武道学科 2年 岡 聖子
 2年間の弓道理論を振り返ってみるといろいろなことを学ぶことができたなと思いました。大学に入学する前私は全くと言っていいほど弓道の知識を持っていませんでした。理論では、矢の修理の仕方を教わったり、竹弓を作ってみたりと、ただ弓を引くだけではできない貴重な経験をすることができました。この授業で一番私の印象に残った内容は、先ほど上記に書いた竹弓の作成です。今まで竹弓についてそんなに意識をしたことがなかったので、竹弓のどこを削るべきかどこをあまり削るべきではないのか、最初は怖くて思い切り弓を削ることができませんでした。しかし、その弓を削ることに慣れてしまえば、どこを削るとデキ弓になって、どこを削るとイリキ弓になるのかなど自分の将来のために役立つ経験が出来ました。この授業があったからこそ今の私の弓が出来たのだと思います。
 私は今現在教員免許を取得するために大学で学んでいるのですが、将来高校の教員になることができれば、この2年間で学んだ弓道の知識を将来弓を学んでいく高校生に伝えていきたいと思っています。そのために、今回で弓道理論の授業は終わってしまいましたが、まだまだ弓道について勉強していこうと思います。2年間という短い間でしたがとても楽しい授業を受けることができました。ありがとうございました。
 
 
青木 悠喜
二年間の理論実習を終えた上で、高校の時に見えなかった物が見えて来たと実感しています。弓を引く事にプラスして弓具の構造、扱い方、弓に関わって来た歴史、松尾先生経験談など、色々な面でより弓道が楽しくなり好きになりました。二年生でこの講義は終わりで、まだまだ私の知らない弓道があり、これまで学習して来た事も完璧に自分の知識内にあるとはいえません。これから更に弓道を続けていく訳ですが、弓を引いて的に中てる事に偏らない様に、まだ完璧とされていない知識と沢山の弓の魅力を見つけ、本当の意味で自分の将来に役立てて行きたいと思っています。広い視野で沢山の興味をみるきっかけになりました。
 
 
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 以上は掲載の承諾の得られたものだけを掲載しています。
 受講生のご協力ありがとうございました。
 
 
 
 
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