【参考資料1】−受講生の弓に対する疑問点−
      2001年前期弓道理論実習受講生(1/2年)
 
 
 受講生には、弓道部所属者のほか初心者で受講している者が多数います。彼らがどのような視点で弓道に関わることに疑問・質問事項を持っているか、参考資料として一部を掲載します。簡単な回答も付けてみました。
 
 
 
疑問点・質問項目(抜粋)
 
1年生
 
A君
・和弓のように弓が長いことで良い点はあるのですか。
 =長ければ壊れにくいですね。
・弓手に豆が出きるのは下手なのですか。
 =そのようにも言われますが、部分的に圧力を受ければできます。練習量が多くなれば多くなるほど出来やすくなるのではないでしょうか。
・とりかけは深いのと浅いのとではどちらが良いのですか。
 =深いと保持が楽、浅いと切れがよい。程度問題です。
・弓は強い方が中るのですか。
 =引きこなせる限りはそうでしょう。
・足踏みはどのくらいに定めれば良いのですか。
 =広さは身長の約半分程度と言われます。角度は60度〜90度程度でしょうか。
・背の高さで的中に差はありますか。
 =ちょっとわかりません。
・弓道において筋肉トレーニングはどのように行えばよいのですか。
 =稽古後におこなうべきです。
・ゴム弓は本当に練習になるのですか。
 =イメージトレーニングとしては効果があると思います。
・矢の羽はなぜ3枚なのですか。
 =なぜでしょうね? 民族や目的により2枚、3枚、4枚、螺旋など、いろいろあります。3枚が最も多いようです。
・弦は引く人によって切れやすかったりするのですか。
 =角見の働きが弱い人は早く切れます。
・練習時には、矢数を多くかける時と少なくする時はどのように決めますか。
 =具合が良ければどんどん数をかけて体で覚えるのがよいかと思います。工夫した練習では数は少なくとも1本1本しっかり確かめながら稽古するのがよいでしょう。疲れたら矢数はかけません。試合前もやや少な目がよいと思います。
・なぜ日本の弓は昔から長かったのですか。
 =破損防止の意味が大きかったのではないかと推測します。
・弓道に合った準備運動を教えてください。
 =ストレッチ運動など。
・やはり弓道は基本を守った方が良いのでしょうか。
 =そうです。
・なぜ松尾先生は弓道を始めたのですか。
 =ノーコメント。
 
B君
・弓に付いている切詰には、何か意味があるのでしょうか。
 =切詰の籐のことですね? 破損防止でしょう。グラス・カーボンの弓の場合は竹弓にならったただの飾りです。意味を成してはいません。よく観察してみて下さい。
・要前の射法を教えてください。
 =2年生の授業で実習しますのでその時に。
・弓手を振らずに弓返りするにはどうしたら良いですか。
 =角見を利かすことです。弓返りの感覚を覚えるための便法を授業で教えます。
・猿腕の人は射に影響しますか。またそれはどのようなものですか。
 =影響は当然あるでしょうが、善し悪しはわかりません。
・大三でその人の射が決まると聞いたことがありますが、大三での注意点を教えてください。
 =大げさな言い方ですが、「大三は重要」ということを言っています。いつも一定の大三、特に手の内のきめかたが一定になる必要があります。
・早気を治そうとして力で引いてしまいますが、はじめは仕方がないですか。
 =射形や的中にこだわっていては直りません。保つ事にいかに専念できるかが大切です。力が入ろうがどうしようがかまわずに専念して下さい。
・早気になってしまう原因は的中の他にありますか。
 =筋力的なものや恐怖心なども早気を引き起こす場合があることが研究により報告されています。
・会の時に伸び合いをあまり感じられません。練習の時に意識することはありますか。
 =伸び合おうとする意識が弱いのかも知れません。自分で制限せず、殻をうち破る如く伸び合ってみましょう。
・自分の射の流派が知りたいです。
 =知らないくらいならば、特定の流派を習ったわけではないでしょう。全日本弓道連盟のやり方の1つを習ったものと思われます。どの流派の流れを汲んでいる傾向があるかくらいは判定できます。詳しくは授業で。
・離した瞬間の矢の速度はどのくらいでしょうか。
 ?から弦が離れて弦から矢が分離するまでに急速に加速されます。早い人で時速200km以上です。
・昔、使われていた的と現在の的とはどこが違いますか。
 =昔といってもいつでしょうか? 江戸時代流派により的の絵柄が少しずつ違います。いろいろな的の絵柄がありました。現在の霞的は小笠原流の絵柄に近い物です。
・弓道にも筋力トレーニングは必要ですか。
 =行った方がよいでしょう。どこをどのように鍛えるのかを考えないと、かえって害に成る場合もあります。
・矢羽があるのとないのでは矢飛びにどのように影響しますか。
 =羽がないと矢の方向性が定まりません。
・「ひねり」と「しぼり」という言葉を聞いたことがありますが、違いはありますか。
 =伝書内には弓にトルクを与えることを「ねじる」「ねじり」と表現し、馬手を回内させることを「ひねる」「ひねり」と表現しています。「しぼり」という表現があったかどうだったか? 今は思い出せません。比較的新しい言葉だと思います。「ひねる」「ねじる」と使用した方がよいかと思います。
・星的と霞的では的中に差は出ますか。
 =実験していませんが、わずかな差が出ることが想像できます。詳しくは授業で。
 
C君
・並寸と伸寸の弓、同じ矢束で同じ強さであれば的中には影響はないのですか。
 =的中は慣れで克服できるかも知れませんが、伸寸の弓の方が矢飛びが遅くなるでしょう。
・堂射のために考え出された堅帽子ですが、主に使われた四つゆがけの他になぜ三つゆがけがあるのか。
 =質問の意味がよくわかりません。三つゆがけにも堅帽子があるのは?という質問でしょうか?
・太い戦闘用の強弓で昔の人は正しい手の内を作れたのか?
 =作れるように稽古したのでしょう。
・いつごろから今のように右肩まで馬手を引き込むようになったのか?
 =よくわかりませんが、絵巻物には引き込んだ絵が見えますね。
・なぜ近的競技は28mなのか。
 =手先十五間が小的前の標準でした。それをmになおしたもの。
・なぜ遠的競技は60mなのか。
 =競技規則上は60mだけではありません。
・武器として用いられた弓は何kg程度なのか。
 =調べないとわかりません。強かったのでしょうね。
・武器として用いられた矢はどの程度の重さなのか。
 =いろいろ種類はあったはずですが、40gから60gくらいではないでしょうか。
・握の位置を上下に移動させるとどのように変化があるのか。
 =下にすると弓が強く感じられます。上にすると弱く。戦場では秘伝があります。
・体格によって弓道向き不向きがあるのか。
 =あるかも知れませんが、明らかになっていません。弓道部の学生の体格は、概ね一般学生とかわりません。強いて云えば、胸囲が若干劣り、上腕囲は勝っています。
・弓道の礼は誰に対する礼なのか。
 =礼は本来、他人に対するもの。弓道の場合は自己の慎みという考え方もあるのかもしれません。卒業研究として誰か調べてくれないでしょうか?
・なぜ、弓は逆さに置いてはいけないのか。
 =切り詰めが痛みやすいからでしょう。
・なぜ剣道と違い帯をつけるのか。
 =わかりません。腰が締まった感じは良い感じに思うのですが。
・堂射では弓何本消費するのか。
 =500射ごとに矢取りを行います。用意するのは何本でしょう? 今度調べます。
・騎射ではどのように手の内をつくるのか?
 =経験がないので、知りません。
 
D君
・入場の際に、左足から入るときまっているがそれはなぜか。
 =ほとんどの場合は左足から入りますが、下座の足から入るということです。入り口の方向がかわれば右から入ることもあるでしょう。
・足踏みの際の力の入れ方(外側へか内側へか)
 =諸説あります。
・なぜ矢道は28mなのか
 =的までの距離ですね。「15間3尺」「手先15間」から。
・大木を抱くようにと習ったが、手の内を作ると弓手は曲げない方が良い感じがする。
 =私は教えていませんので、高校時代に習った話しですね? わかりません。私もそのように感じます。曲げると難しくなるような気がするのですが、そのような教えもありますね。
・手の内を作ると卵を握るようにとふわっと握れない。
 =無駄な力を抜きましょう。
・袴の下に剣道は下着をつけないが、弓道はどうなのか?
 =あなたはどうですか? みんな着用しているのではないでしょうか
・打ち起こしはなぜ45度なのですか。
 =おおむねです。次の動作に移りやすい角度でよいと思います。
・弓手が遅れて弓を引く感じになってしまう。改善策は?
 =弓手に使う力が少ないのでしょう。弓手に意識をおいて引き分けましょう。
・弓手を肩から入れて固定した方が中るのか?
 =慣れによって中るというか、一定の所に飛ばすことはできるようになると思います。しかし、正しい射術を学ぶことが大切に思います。
・左肩が上がり、弓手が下りてこない。改善策は?
 =実際に引いているときに見て、アドバイスします。
・早気の改善策は?
 =いろいろなケースがあるので難しいですね。「心的変化」ということがキーかもしれません。
・会をただ持っているだけならできるのだが、押し引きをすると離れてしまう、なぜか?
 =押し引きする時の筋感覚などの何かが、発射の合図になってしまっているのでしょう。
・小離れと離れのバランスについて
 =意味がよくわかりません。
・どうすれば中りますか。
 =簡単な方法があれば、私にも教えていただきたいです。稽古しましょう。
・利き目が左なのですが、狙いに違いはありますか?
 =弓を引く際には矢に近い目でねらいを付けることがねらいの誤差が少なくなります。右目を主としてねらいをつけるよう慣れる必要があります。
 
E君
・袴のうまい着方を知りたい。
 =和服の着こなしについて書いた本などを読むとよいでしょう。
・的の大きさはなぜ36cmときまっているのですか。
 =競技規則で定めています。1尺2寸は一般的なサイズでしたが、それ以外がなかったというわけではありません。
・自分の流は作れるのか。
 =あなたのやり方を学びたいという人がたくさん現れれば、流派として存続するかも知れません。
・伸弓と並弓の的中の差はあるのか。
 =慣れれば、「差」と言うほどのものにはならないのではないでしょうか。
・何歳で範士がとれるのか。
 =さあ、知りません。規程はなかったと思いますが。
・9段とかの推薦はだれが推薦するのですか。
 =知りません。
・だれが範士8段を最年少でとったのですか。
 =若くして範士になられた方??、どなたでしょうか?50歳代でしょう。
・だれが初めて範士10段になったのか。
 =調べないと今はわかりません。
・昔の弓と現在の弓はどのように違うのか。
 =授業で。
・矢の着点を修正する方法があるが、5年や10年かかるのはなぜか。
 =わかりません。
・3つゆがけと4つゆがけの的中はどちらが中るのですか。
 =的前用は本来は3つゆがけでした。3つゆがけが有利と思いますが、現在は4つゆがけでも的前用に工夫されていると思います。的前では3つゆがけがよいと思います。
・現在流派はどれくらいあるのか。
 =数はわかりません。10以下でしょう。
・どうすれば4段がとれるのか。
 =ノーコメント。
 
F君
・弓道は日本の他にどのくらいの国でやっているのか。
 =授業で。
・何で弓道は左ききの人も右手で引くように統一するのか。
 =伝統的な考え方があるのでしょう。個人的には統一する必要はないと思っています。
・何のために肌脱ぎするのか。
 =袖を弦で払う恐れがあるからです。
・何で試合は4矢なのか
 =なぜでしょう。1手もありますね。偶数というのは理解できますね。
・男と女ではどのような利点の違いがあるのか。
 =わかりません。私の思うところは授業で。
・最初狩りのための道具だったのにどうして的に中てる競技になったのか。
 =何かを目標物(的)にして、練習したり、競いあって遊んだりということは自然発生的に生じたと思われます。
・弓は少し強めの弓がいいのか弱めの弓を引く方がいいのか。
 =適した弓が良いです。稽古のためには強い弓を使用したり、弱い弓も試したりすることも必要でしょう。
・他人の狙いをのぞくことはなぜ非礼にあたるのか。
 =行動様式としてそのようにしつけられてきたからでしょう。
・昔の人は5〜6秒で1本引くペースでねらっていたのか。
 =堂射はそれくらいかもしれません。もっと早い場合もあったでしょう。
・アーチェリーがオリンピック種目でなぜ弓道はないのか。
 =実施している国と地域が少ないのが最大の原因でしょうか。
・昔の人が弓道をしてけがをしてどのような処置をしたのか。
 =わかりません。
・昔の弓は握りが太く、昔の人たちはどうやって手の内をつくっていたのか。
 =用具に応じた対応をしたのでしょうね。
・どうすれば自分の流派を作れるのか。
 =学びたい人がいるかどうかです。
 
G君
・矢の速度は、時速何kmの早さになるのでしょうか。
 =時速200km以上ならば早いほうだと思います。
・1寸の長さはどれくらいですか。
 =約3cmです。
・矢の長さはどれくらいですか。
 =身長の半分に安全のための長さを加えたくらいです。しかし、現在の弓道界では身長の半分以上を引く傾向にあるようです。
・矢の重さはどれくらいですか。
 =君たちの使っている金属矢では25g〜32gくらいになるのではないかと思います。
・矢羽はどんな鳥の羽を使っているのですか。
 =大型の猛禽類の羽が主でしたが、現在は水鳥や七面鳥など色々な羽が使われています。
・矢を引く距離(28m)、的(36cm)はどのようなかたちでそうなったのか。
 =戦場における一般的な射距離や目標物のサイズなどが関係しているものと推測されます。
・滑り止めの粉は何でできているのか。
 =ぎり粉は松脂から、ふで粉は籾殻・藁の灰から。武大の使用する白い粉は秘密にしておきましょう。
・矢を頭上に向けて引くと、どのくらいの高さまで上がるか?
 =さあ。実験したことはありません。計算上から概ねは算出できると思います。だれか計算して下さい。
・的の円の数は?(いくつなのか?どういう基準で数が決まったのか)
 =知りません。
・手袋(ゆがけ)はなにでできているのか。
 =鹿革です。
・的に最高で何本の矢が刺さるのか。
 =知りません。計算して下さい。難しい計算ではないはずです。
・弦の重さはどれくらいあるのか。
 =量ったことがないのですが、6g〜8g程度ではないですか。
・矢が人間の体に突き刺さると、どうなってしまうのか。
 =生臭い質問は止めてください。頭ならば死亡する確立が高いです。
・矢を最大のちからで引くとどれくらい飛ぶのか。
 =300mから450mくらいでしょう。矢も工夫しなければなりません。君たちが的前で使っている弓矢では200m越えれば良い方でしょう。
・弓道の大会では何本勝負でやるのか。
 =いろいろな大会があります。引く単位は2本か4本です。
・自分は弓道をやっていると姿勢が良くなると思いますが、本当なのですか。
 =一般にそう言われます。姿勢について厳しくしつけられますから、実際にもよくなると思います。
・弓道の愛好者は日本で何人くらいいるのか。
 =12万人くらいです。
・弓道の愛好者は外国では何人いるのか。
 =よくわかりませんが、3000人くらいでしょうか? 要確認。
 
H君
・斜面打起と正面打起とどうして2通りの射形ができたのか。
 =基本的には、地面で射るか、馬上で射るかとういことに端を発しているのでしょう。
・勝手を回内させるとなぜ角見が利いた状態になるのか。
 =弦の軌跡が角見が働いた状態と似ているということです。
・足踏の角度は何故60度になったのか。
 =角度を表す方法を知ってから、それまでの方法に当てはめたのでしょうね。
・足踏みの角度が広くなったり狭くなったりするとはたらきはどうなるのか。
 =左右前後への安定度というか、踏ん張り度というか、強さがかわります。
・角見がよくきく簡単な手の内の作り方はありますか。
 =簡単な方法はないかも知れませんが、古来の方法に従うのが早道かも知れません。
・打起しの際に円そうを作ると何か利点はあるのか。
 =よく知りません。
・矢道の長さはだれがきめたのか。
 =射距離のことですね。誰ということはなく、一般に行われていた距離の平均を競技規則でさだめたのしょう。
・弓返りをしないと、どこに腕のどこらへんに負担がかかるのか。
 =手の内には負担がかかりますね。そのほかはよくわかりません。
・的には霞的と星的があるが、デザインは誰がきめたのだろうか。
 =誰かはわかりません。しかし目標物に黒丸を描いたり、何重かの円を描くという行為は自然発生的ではないでしょうか。そして、その描く正確なサイズは流派(流祖かその後継の者)で決定したのだと思います。
・プラ筈と牛筈はどちらを使った方がいいのか。
 =好みの問題。牛筈はしっかりチェックしないと筈溝が一定ではありません。
・弓の形はなぜあのような形になったのだろうか。
 =経験の蓄積なのでしょう。
・竹弓を手入れする場合、どのようにしたらよいだろうか。
 =張り顔、引き成りを管理すること。
・竹矢を手入れする場合はどのようにしたらよいだろうか。
 =授業で。
・弓道の創始者は誰?
 =創始者という考え方はないのかも知れません。キーになる人物は何人か挙げられるかも知れません。
・的中率をあげる方法を教えてください。
 =正しい射術で、一定に出きるようになるということでしょうか。稽古しましょう。
 
I君
・早気のよい直し方はあるのか。
 =決定的なものはありません。個別に対応してゆくのがよいと考えます。
・腕入れをするのとしないのとではどのような違いがあるのか。
 =入れると固定されますが弓手の働きが得にくくなります。入れないとやや不安定ですが働きのためには入れない方がよいでしょう。
・斜面と正面ではどのようにかけが違うのか。
 =正面斜面ではなく、それぞれの流派の射法や目的により異なります。帽子の向き・形、溝の切り方、装飾などにそれぞれ特徴があります。
・なぜ早気になってしまうのか。
 =運動の自動化や恐怖心が影響しているような気がします。一言では語り切れません。
・口割りが自分でわかりずらいのですが、どうすればよいでしょうか。
 =顔があまり的に向かない人は口割りがよくわかりますが、顔がしっかり向く人は顎というか耳の下の方に接触するのでわからないと思います。頬骨の下が鋭敏なので頬付けにしたらいかがでしょうか。
・遠的では腰をきってねらいをあげるのと、引きながらあげるのと、どちらがよいのでしょうか。
 =弓力がある程度あれば直接、かなり弱ければ腰を切るのがよいと思います。
・弓道はオリンピック種目になることはあるのでしょうか。 
 =近い将来では、見込みがないでしょう。
・弓道にはどれくらいの数の流派があるのでしょうか。
 =江戸時代は50数流ともいわれました。現在は10もないのでは?
・試合でも精神的に左右されないようにするためにはどうすればよいですか。
 =自信を持てるような射術を身につけることですが、心のトレーニングも別途必要かもしれませんね。
・何本引いても切れない弦はできないのですか。
 =形あるものはいずれ滅します。しかし今の合成弦はほとんど切れないのではないですか?
・弓道の袴にはなぜ帯があるのですか。
 =?そうですね?和装なら通常は帯をしめるのではないでしょうか。
・弓道を指導するにあたってえ、気をつけなければいけないことはありますか。
 =授業でお話ししましょう。
・おどりはどういう理由でするものなのですか。
 =知りません。愚の至りです。
・弓道は世界のどこまで広まっているのですか。
 =欧州・米国がほとんどで、あとはほんの少し。
・弓道で最も重要視されているのはどこですか。
 =授業で。
 
J君
・射位から的までの距離はなぜ28mなんですか?
 =授業で話しをしたような気がしますが。「15間3尺」、「手先15間」。
・弓のキロ数はだいたい何kgまであるんですか?
 =現在は20kg代でしょうね。強い弓は特注でなければ通常は弓具店にはありません。
・男子の上着のわきの所はなぜあいているんですか?
 =なぜでしょうね。和服は女性用があいているのですが。
・竹弓とカーボン弓の違いは?
 =授業で詳しくお話しましょう。
・流派は今現在何種類くらいあるんですか?
 =10以下ではないでしょうか。
・弓道の段というのはどのくらいまであるんですか?
 =10段まであります。
・四半的とはどういう競技なんですか?
 =授業でやってみましょう。
・矢の羽にはどんな羽がいいんですか?
 =大型の鳥で猛禽類がいいのですが、現在は大型ならば色々な羽が使用されます。
・残身の時、馬手はのばしたほうがいいんですか?
 =特に必要はありません。初心の場合にはそのようにするほうがよいかもしれません。
・ゆがけを見るときどういう所に注意すればいいですか?
 =買うときですね。サイズ、帽子の向き、溝、革質など。
・三つゆがけと4つゆがけはどっちが使いやすいのですか?
 =的前には3つゆがけがよいでしょう。
・弓を引くのに使う筋力はどういうふうに鍛えればよいですか?
 =専門的なので、授業の時にでも。
・松尾先生は弓を引いている時、何を考えていますか。
 =ノーコメント。
・弦は何でできていますか。
 =麻、化学繊維など。
・弓・ゆがけ・矢の手入れはどのようにすればいいんですか?
 =授業で。
 
K君
・弓術における肩の重要性は?
 =何を知りたいのかわかりませんので授業の時に。
・的はなぜあんなに下につけるのか?胴ならもっと高いはず。
 =そうですね。調べます。
・大の字離れと小離れの違いは?
 =ノーコメント。
・今の弓道で、小引きではいけないのか?
 =現代弓道には受け入れられないかも知れません。
・斜面と正面の離れの違いはあるのか?
 =現実には、残念ながらあります。
・足踏みの広さによってどのような影響があるのか?
 =肩の上下。矢の上下。
・人が引き分け、会の最中に応援するのはよくない気がするのですが・・・?
 =その通りです。稽古ではある効果も得られます。授業で。
・なぜ弓道の袴は腰の下ではくのか?
 =腰ではきます。大学生は下にしすぎですね。
・かけは必要ないのではないか?
 =場合によっては必要ないかも知れませんが、競技規則では規程されています。
・矢の羽は今の弓道だともっと短くてもいいのではないか?
 =どうでしょうか。ピッチをつければ長くは必要ないでしょう。伝書によっては矢の全長の6分の1とあります。
・あんこのいちばんいい位置は?
 =工夫してみて下さい。
・掌にできるまめで良い悪いはあるのか?
 =あるでしょうね。
・離れのさい、振っていると振っていないの区別は?
 =角見の働きがあるかないかだと思います。
・早気と早気でないの区別は?
 =時間でなく、力の働きと充実度ではないでしょうか。
・打ち起こしはなぜあんなに上にあげるのか?
 =引きやすい所にあげればいいと思います。
・弓構えの意味は?
 =質問の意味は?
 
L君
・矢道の長さはどうして28mになったのか?
 =小的前の平均的稽古の距離でしょう。
・どうしてみんな右でひくのか?左ではだめなのか?
 =スポーツと考えれば、よいと思います。残念ながら競技規則で規程があったと思います。人権問題かもしれません。
・体配ってだれが考えたのか?
 =各流で定めがありました。現代弓道は小笠原流のそれをもとにしています。
・3つゆがけと4つゆがけがあるのはなぜか?
 =強い弓を引いたりする場合は4つゆがけを使用します。
・羽は3枚でなくてはだめ?
 =多くの民族は3枚。
・昔の人は弦のかわりに何か使っていたのか?
 =現在の素材のかわりにという意味ですね。麻、からむしなど植物繊維。
・弓道は真っ直ぐ狙っているのにななめ下に向かって飛んでいくの?
 =引力のせいです。あなたは大学生ですか?
・男袴と女袴はなんで違うの?
 =良く知りませんが、袴には様々な種類があります。
・腰板はなんでついているの?
 =なぜでしょうね。起源を調べてみたいものです。
・矢は4本が基本なの?
 =1手を基本として、偶数。
・弓の重さは何kgくらい?
 =0.7〜0.8kgくらいでしょうか。
・竹弓とグラスの違いは?
 =詳しくは授業で。
・踊りと当たりの関係は?
 =踊りのことは忘れましょう。
・早矢と乙矢のあるわけは?
 =鳥の羽を半分に裂くから。
・正面と日置、どっちが中る確立が高くなる?
 =どのような射術(時に離れ時の働き)で行っているかが問題でしょう。
 
 
 
2年生
M君
・1試合に何本矢を打てるのか。
 =試合によります。2本から20本くらいです。
・パーフェクトで打った人はいるのか。
 =外さなかったという意味ですね。います。
・矢のスピードも勝負に関係あるのか。
 =現代の競技規則上は関係がありません。
・どのくらい堅いものを打ち抜けるのか。
 =現代の矢では木の板、薄い鉄板くらいです。矢の先を工夫すればもっと可能です。
・なぜ、オリンピック競技にならないのか。
 =アーチェリーならなっています。
・最高何段まであるのか。
 =10段までです。
・どこまで遠くまで飛ばせるのか。
 =300mくらいでしょうか。
・弓道はいつ頃から人々に知れわたったか。
 =質問の意味が分かりません。
・先生は何段か。
 =ノーコメント。
・弓道とアーチェリーはどちらの方が先にできたか。
 =何をもって先とするかにかかわるのでは。
・いつ頃から矢は竹でなくカーボンとか人工の物になったか。
 =昭和中期。
・先生はどんなに小さな的をあてられますか。
 =下手な鉄砲も・・・
・何で座射の時に右足をうかしとくのか。
 =本来は不意に対応できるためのものだったかもしれませんが、現在は形式的になってしまっています。
・先生はどのくらいの時期に始めたのか。
 =ノーコメント
・弓道の形はどのくらいありますか。
 =7、8、10に分けたり12に分けたりもします。現在は射法八節として8つに分けています。
 
N君
・矢何mくらい飛ぶのだろうか。
 =300mくらい。みんなの使用している弓矢では200mも飛びません。
・弓は何で作られているのだろうか。
 =木、竹ですが、新素材としてはカーボン、グラスファーバーなども使用されます。
・弓道は何年から始まったのか。
 =???
・命中するこつはなにか。
 =射術の一定性。
・矢はどうやって作るのか。
 =授業で。
・昔と現在の弓道の難点は。
 =??
・矢の命中率は何%か。
 =?
・矢の長さは?
 =身長の半分+α。
・弓の堅さは。
 =強さのことですね? 初心者の君が使っているのは10kg前後。
・弓の引きかげんは。
 =??授業で。
・弓道をしての危険性はどのくらい?
 =最初に話しをした安全に関するきめごとをしっかり守ればほとんど事故なく、危険性は限りなく0に近くなります。
・昔と現在の弓道の技術の違いは
 =一言ではいえませんので、授業で。
・昔は何で作られた弓を使っていたのか。
 =木、竹。
・昔はなぜ長い矢を使っていたのか。
 =そんなこと、教えましたか? 何かの勘違いと思います。
 
O君
・弓の強さは何kgまであるのか。
 =現在は20数kg程度でしょう。
・全国にはどれくらい弓道場があるんですか?
 =ちょっとわかりません。
・弓とか矢はいくらくらいするのですか。
 =およそ、弓18000円以上、矢1本2000円以上。
・国際大会とかはあるのですか。
 =宮崎県都城市で行われています。
・弓道はいつごろできたのですか。
 =??
・流派は何派くらいありますか?
 =現在は10以下。
・弓の強さと矢の重さはどのくらいの割合がいいか。
 =詳しくは授業で。
・弓道をやっている最高齢は何歳くらいですか。
 =100歳以上でもいると思います。
・段位は何段まであるのですか。
 =10段までです。
・いつごろから女子も行うようになったのですか。
 =明治になってからでしょう。
・先生は何年くらいやっているんですか?
 =ノーコメント。
・試合では審判は何人なんですか。
 =試合によります。射場内と的場に審判がいます。
・大会の試合形式は何通りあるんですか。
 =授業で。
・どのくらいの厚い物を打ち抜けるのか。
 =現代の弓矢では畳を射抜く程度です。弓矢を工夫すればもっと可能。
 
P君
・弓の長さはすべておなじなのか。
 =個人別です。
・弓道の試合は運も関係するのか?
 =あるでしょうね。
・弓道をするのにいつも言われていた動作をゆっくりするのは何故か。
 =基本をしっかり学ぶためです。
・弓道をする時の胴着はいつから決まっていたのか?
 =明治ころでしょうか?調べないとよくわかりません。
・弓道をする時の胴着はなぜあのような胴着なのか?
 =かわっていますか?
・戦場ではどれだけ早く正確に打つかが大事だと思うのだが、昔は矢を打つ練習はどのように行っていたのか?
 =授業で。
・昔もゆがけはつけられていたのか。
 =はい。起源は手袋状のものです。
・弓道は人と人とも接触することもないし、安全な武道だと思うが、弓道によって怪我をすることはあるのか?
 =使い過ぎ症候群など
・的の大きさはどのように決めたのか?
 =胴の巾という説があります。
・的は回りが白で真ん中が黒だが何故?
 =それは星的という種類です。白地に墨で図星を描くという発想は自然のおこるでしょう。
・矢の羽は何を使っているのか。
 ・大型の鳥の羽です。
・矢の重さが重心が前後違うとバランスがわるくなるのですか。
 =大いに関係があります。通常は矢軸の中心位置よりもやや矢先側に重心がおかれています。
・的にあたってもよろこばす、冷静にしていなくてはいけなくておもしろくなくはないのか?
 =おもしろみをどこに見つけるかは、実施者の弓へのかかわり方によるのでしょう。それが面白くなく、弓から離れていった人もいるでしょうが、継続している人は何かを見つけているのでしょう。
・利き手が左ならどうするのか?
 =現状の競技規則では左手で弦を引っ張る方向には引けません。
・射位から的までの長さはどのように決められたのか?
 =史的要因が大きいです。
 
Q君
・弓道着はなぜあのような形なのか?戦場などで使われていたのに動きにくいのでは?
 =戦場のものと、現代の弓道着は違います。しかし、スポーツ的ではないことはたしかですね。和服からの影響が大きいでしょう。
・的はなぜ白と黒なのか?
 =昔は彩色塗料はたいへん貴重なものだったでしょう。白地に墨で描くのが最も簡略な方法だったでしょう。それを継承しているのでしょう。
・弓の強さと矢の早さはどのように関係しているのか?
 =単純には物理の問題です。しかし、機械的でなく人間が介在することにより、ロスも生じます。
・まきわらはどうやって作るのか。
 =稲藁を束ね、すこしづつ締め、またつぎ足します。
・ゆがけは何からできているのか?
 =鹿の革です。
・もっと手軽に行える弓道はないのか?
 =四半的というレクレーション的な弓射があります。
・矢についている羽はなぜ3枚なのか?
 =民族により、目的により違いもあります。日本では3枚が主、希に4枚もありました。現在の競技などでは3枚。なぜでしょう? 2枚では不安定、4枚ではエネルギーロスが大きいのかもしれません。
・身体の大きさと矢の早さは関係するのか?
 =発射以前の条件が変われば、矢の速度は変わります。
・今弓道が一番上手なのは誰か?
 =??
・柔道のようにカラー道着みたいなのは弓道に取り入れられないのか。
 =大学生では大学によりカラーがあります。
・弓道具店は全国にどれくらいあるのか。
 =?? 調べればわかりますが、調べていません。100軒以上でしょうか?
・座射はいつ頃から出来たのか?
 =正確にいつとはわかりませんが、各流で独自のものは昔からあります。
・的の位置をずらしたり出来ないのか。
 =? 競技規則で定められた位置に設置します。
・つるは何から出来ているのか?
 =古来は麻、現在は化学繊維もあります。
・射法はなぜあるのか?(戦場ではなかったはず)
 =? 目的に応じた射法があります。
・矢はなぜあの形なのか?
 =?
・的が四角とかではいけないのか。
 =古来の中国の的は四角であったようです。日本では主として円。四角のものもありました。
・世界の中で弓道はどれくらいの競技人口があるのか。
 =わかりません。
・弓道に大きな国際大会みたいなのはないのか?
 =都城国際弓道大会があります。
・弓道部のあいさつは何て言っているのですか?
 =「こんにちは」
 
R君
・矢所が一定しないで、バラバラに行くのはなぜか。
 =毎回の発射のぶれがあり、一定性がないからでしょう。
・なぜ離れを強く出した方がいいのか。
 =弓に応じますが、弱いとゆるみにつながります。
・なぜ矢口が開くのか。
 =馬手の向きが主要因で、場合により頬付けで押し出すこともあります。
・ゴム弓は本当に必要なのか。
 =使い方でしょうか。
・弓道における傷害にはどのようなものがあるか。
 =授業で。
・当たった時に声を出すのは、いつからか?
 =わかりません。的中してはやし立てるのは自然発生的かもしれません。
・口割りが付いていない時と付いている時の的中はどっちの方が当たるのだろうか。
 =空間に浮いているのならば、的中の一定性はないでしょうね。
・弓道はなぜ100%的に当てることが出来ないのか。
 =難しいだけで中らないわけではないでしょうね。
・その日の体調や気分で的中が変わるのはなぜか。
 =体調や気分の違いが射技に影響を及ぼしているからでしょう。身心一如が大切。
・弓は重い方が良いのか。
 =好みでしょう。重いと安定、しかし冴えなし。軽いと冴えは出やすいが扱いが難しくなるかもしれません。
・弓道はなぜ試合によって人数が変わるのか。
 =対人的でないので、変更が簡単ということでしょう。
・弓道は練習の場所や環境で的中率が変わるのはなぜか。
 =巧緻性を必要とされる運動ですから、気分など精神的な変化が結果に現れやすいのでしょうね。
・矢の速度は時速何kmの早さになるか。
 =早いと感じる時には200kmくらいでしょう。通常の射手は100km台でしょうね。
・矢の重心と的中率の関係は?
 =授業で。
・口割りと頬付けではどのような利点の違いがあるのだろうか。
 =顔を回さない射法、賭弓などでは口割りのメリットがあります。現代弓道では口割りといっても顎に接触しているのであまり意味はありません。頬骨をたよりにする方が正確に付けられるでしょう。見栄えの問題として「口割り」を強調する指導者もあります。それ以外のメリットはないように思います。
 
S君
・昔、戦場で使っていた弓と、自分たちが授業で使っているものは同じなんですか?
 =基本的には同じですが、細かい部分はやはり戦場用に工夫がされたものです。
・矢についている羽は何の鳥を使っているんですか? それとも人工ですか?
 =みんなの使っているものは大型の水鳥や七面鳥です。
・弓道を行うときに一番必要な筋肉はどこですか?
 =上腕三頭筋と甲背筋でしょうか。
・射位から的までの距離には何か意味があるんですか?
 =史的な意味はあります。
・自分たちが使っている弓や矢のほかに、何種類くらいの弓、矢があるんですか?
 =分け方によるので、詳しくは授業で。
・弓道は外国でもおこなわれているのですか?
 =まだまだ発展途上ですが行われています。
・全国に弓道を行える場所は何カ所くらいあるんですか?
 =調べていません。何千単位でしょう。
・弓や矢の質によって的中率は変わってくるんですか?
 =かわります。
・戦場の弓引きから、弓道というものを確立したのは誰ですか?
 =誰とは言えませんが、江戸時代には戦場を離れての弓術がありました。弓道となったのは新しく、大正から昭和初期です。
・弓道の流派はいくつあるんですか?
 =授業で。
・流派によって使用する弓などは違ってくるんですか?
 =違うものもあります。
・今のような弓を引くときの動作などが確立されたのはいつ頃のことですか?
 =現在の「体配」のことですね。昭和28年頃でしょう。
・日本での弓道人口はどのくらいですか?
 =データがありますので、今度調べて授業で紹介します。
・弓道の道具をすべてそろえるとしたらどのくらいの金額になるんですか?
 =10万くらいで揃うでしょうか。
・弓道を行う上で最も重要な動作、礼儀作法は何ですか?
 =正しい射法にしたがうこと。礼をわきまえること。この動作と限定は出来ませんね。
 
T君
・弓道はどのくらいカロリー消費するんですか。
 =研究結果を見たことがありますが、覚えていません。運動種目の中ではかなり低い方です・
・弓道は日本が一番強いんですか?
 =まだ海外に広まっている途中ですから、まだ日本でしょう。海外に広まる以上は「弓道よおまえもか」といわれる日はいずれ来るでしょうね。
・弓道の最高段位を持っている人は何段ですか。
 =10段。
・武道大学の弓道部は強いんですか。
 =強い方でしょう。
・矢は何kmぐらいの速度なんですか。
 =100kmから200kmちょっと。
・弓を使っているアフリカなどの人は弓道をやったらうまいんですか。
 =わかりません。やらせてみたいですね。
・弓道は武道で、アーチェリーはスポーツなんですか。
 =一般にはそうですね。
・弓道の矢の長さは最高何cmなんですか。
 =規定はありません。身長の半分+αです。
・弓道は若い人より年をとっている人の方がうまいんですか。
 =??
・弓道の世界大会とかはあるんですか。
 =都城国際大会のみ。
・弓道の強い国はどこですか。
 =まだ、日本でしょう。
・女と男では矢の速度は全然違うんですか。
 =男女というより、使用弓具の大きく依存します。
・矢は短いほうと長いほうはどちらが時速が速いんですか。
 =色々な条件によりかわります。
・矢に羽がついていなかったらどうやって飛んでいくのですか。
 =方向が定まりません。
・弓道で一番つよい大学はどこですか。
 =まだ、武大ではないなあ。
 
U君
・射位から的までの距離の基準はだれが決めたのですか?
 =歴史的な意味はあります。
・現在の全弓道人口はどのくらいいるのですか?
 =今度調べます。
・弓道をしている人で平均的に一番やっている年齢は何歳ですか?
 =ピラミッド構成になっていません。就学中の実施者はかなりいます。卒業後の若い世代は少ないようです。
・一番初めに弓道をした人は誰ですか?
 =弓道? 弓射は縄文人か。
・弓を引く時、体のどこに一番負担がかかるのか?
 =上腕・肘・肩あたりでしょう。一番は肘かもしれません。
・昔の武士は馬に乗りながら矢をはなつ練習はどこでしていたのですか?
 =そのころ、広い野原はたくさんあったでしょう。
・弓の長さはどんな基準でつくられているんですか?
 =標準を7尺3寸としています。 
・弓や矢は年間どのくらい生産されているのですか?
 =わかりません。
・全国に弓道場はどのくらいあるのですか?
 =千単位でしょう。
・弓道はプロ化はむずかしいのですか?
 =現在の競技形式のままでは無理でしょう。
・何を基準に段や級が決まっているのですか?
 =規定があります。
・弓道はなぜあんなに色々きびしいのですか?
 =動作、作法の細かさのこと? 武道的要素とあとは近代つくられた物かもしれません。
・オリンピックにはアーチェリーがあるが、なぜ弓道はないのですか?
 =競技が行われている国が少ないからでしょう。
・弓道連盟は将来的にも弓道人口を増やそうとしているのですか?
 =もちろんそうでしょう。発展を目指さない連盟はないでしょう。「発展」という評価に競技人口の増加は大きな意味をもつでしょう。
・全ての弓道のルールはだれがつくったのですか?
 =連盟で制定しています。
 
V君
・なぜ的までの距離は28mなのか。
 =略。
・28mに対して的の大きさはなぜ36cmなのか。
 =略。
・手の内で人差し指を使わないのはなぜか。
 =なぜでしようね? 試行錯誤の結果と思います。
・矢は的にとどくまでにどれくらい回転しているのか。
 =矢によります。2〜6回転くらいでしょう。
・同じ引き方をしているのに弦切れの時、切れる場所が違うのはなぜか。
 =弦輪を頻繁に直すとその弦輪から切れやすくなります。
・並弓と伸び弓の利点の違いはあるのか。
 =引き尺と破損の関係。
・3つがけと4つがけの利点の違いはあるのか。
 =一般には3つは的前用。4つは強弓用。
・離れは小離れ、中離れ、大離れ、どれがいいのか。
 =離れた後は関係ないのですが、大きくしようとか小さくしようとすることがのびあいでの準備の仕方にかかわります。その人の離れ口を評価すべきで、結果としての小・中・大離れは善し悪しはないはずでしょうが、現在の流行は「大離れ」のようです。
・長ければ長いほどバランスが取りにくいのになぜ日本の弓は長いのか。
 =破損防止がその始まりでしょう。
・竹弓とグラスファイバーの弓の違いは的中に関係しているのか。
 =グラスファイバーの弓の方が、ねじり伝達効率が良いようです。
・竹矢とカーボンやアルミの矢の違いは的中に関係しているのか。
 =均一性という点で、竹矢<カーボン矢<アルミ矢、となり、的中にも現れると考えます。
・性別の違いは的中に関係しているのか。
 =統計的には違いが示されるでしょうが、それは大きくは体力ひいては弓力が関係します。性差はわずかではないでしょうか。
・大体、試合や練習では4つ矢ひくが、なぜ4本でなければいけないのか。
 =2、4、6と偶数が基本となります。
・体配で左足をきかせることがあるが、何のためなのか。
 =いざというときに対応できる姿勢が本来の意味ですが、今は形式的になってしまっています。
・左利きの人でもなぜ右で引かなければいけないのか。
 =私も疑問ですね。
・流派によってけっこう違うことが多いのですか、どの流派が一番いいのか。
 =流派射術はかなり洗練されています。正しく伝承された流派の長短はあまりないでしょう。目的が違ったり、故実的なものの違いがありますが、教えの一貫性、動作の意味がしかり伝えられています。意味まで深く学ぶには流派弓術は魅力かもしれませんね。
・弓道に一番必要な筋肉はどこですか。
 上腕・背筋あたりの筋肉。
・弓道を始めて以来、右肩の関節がゆるくなってしまったのですが、これは弓道における傷害に入るのでしょうか。
 =?? わかりません。初めて聞きました。行射に支障、生活に支障があるようなら、すぐに専門医に。
 
W君
・的の大きさはどうやって決まったのか。
 =史的な意味はありそうですが、研究中。
・弓道はいつ頃はじまったのか。
 =「弓道」という言葉としては大正・昭和初期ことから。弓射としては縄文。
・的は何でできているのか。
 =木枠に紙が貼ってあります。
・射位から的までの長さはどうやって決まったのか。
 =史的。
・弓道というものをはじめてやった人は誰なのか。
 =?? 
・流派の伝承者は現在何人ぐらいいるのか。
 =わかりません。
・全国に流派はいくつぐらいあるのか。
 =わかりません。
・弓道のスポーツ人口は何位なのか。
 =調べます。
・なぜ足袋みたいなものをはくのか。
 =足袋です。弓道で足袋をはくことが定められたのは近年のことです。
・つるは何でできているのか。
 =略。
・弓道の形はいくつあるのか。
 =? 射法8節?
・秘技伝授の巻物はあるのか。
 =あります。
・弓道は特にどこの筋肉を使っているのか。
 =略。
・どういう体型の人が弓道をするのにむいているのか。
 =わかりません。
・弓の長さは長いものと短いものとの差はどれくらいあるのか。
 =30cm程度でしょうか。
 
Z君
・弓の値段はいくらぐらいするのか。
 =安価なものは12000円くらいから。
・弓道の世界大会はあるのか。
 =略。
・なぜ弓をひくときの動作をゆっくりしなければならないのか。
 =ゆっくり丁寧に正確に学ぶことが大切でしょう。上達したら自由自在になるのがほんとうですが。
・大会の雰囲気は?
 =来てみて。
・弓道に筋力トレーニングは必要か。
 =必要でしょう。
・陸上はよくセンスで強くなると聞くが、弓道もやはりセンスなのか。
 =センスのよいひとは習い始めの上達がすばらしく早いです。その後は努力が物をいいます。センスはあったに越したことはありませんがセンスがない人でも、大成しないわけではありません。
・先生は何段なのか。
 =ノーコメント。
・弓道にもドーピング検査はあるのか。
 =規定はもちろんありますが、検査が実施されたことはありません。
・弓は値段が高ければ高いほど良いのか。
 =性能とは直結しない場合もあります。
・立つ位置から的までの距離はどのようにしてきめたのか。
 =略。
・弓道に団体戦はあるのか。
 =あります。
・弓の強度は最高でどれくらい?
 =30、40、50kg、一般的には10から25kg程度。
・外国人に有段者はいるのか?
 =います。
 
AB君
・昔の戦場で武士は動く敵にどのように照準をあわせていたのか?
 =教えがあります。
・矢の速度は最高何kmか?
 =200km以上。
・矢をおもいっきり引いて何m飛ぶか?
 =250〜400m程度。君らの弓矢では200は行きません。
・矢を上に向けて引いたらビルの何階分くらいまでゆくか?
 =知りません。計算で求められるのでは?
・うすい鉄板だとどのくらいの枚数を貫通するか?
 =略。
・自分はどうしても的に当たらないのですが、どうしたらよいでしょうか?
 =まああせらず、いわれたことを実施しましょう。まだあたるとは思っていません。
・プロの人は最高何m先の的に当てる事ができるでしょうか。
 =プロはいません。
・どうして弓道は生まれたのか?
 =略。
・最初に弓矢を考えた人は何がキッカケだったのか?
 =知りません。バネ的な要因に注目したのでしょうね。
・最初に弓矢を考えた人はどのように照準をあわせたか?
 =知りません。
・なぜ、弓道などの武道に礼儀作法が必要なのでしょうか。
 =授業で。
・分厚い辞書などは貫通するのでしょうか?
 =貫通はしないでしょう。
・昔の戦場と現在の引き方には違いがあるのでしょうか?
 =戦場では自由に引けなければなりません。
・鉄砲が使われるようになってから弓にどのような変化があったか?
 =鉄砲の性能が上がるまでは、緩やかな変化です。
・弓矢の基本となる材料は何であるか?
 =竹・木。現在は新素材も。
・弓を作る上でどのようにしてあのしなりを克服したのか?
 =試行錯誤により、あの形状に至ったものと考えられます。
 
 
CD君
・外国人の有段者はいるのか?
 =います。
・外国人の有段者がいるとしたら何人?
 =知りませんが、何百人といます。
・外国に弓道場はあるのか?
 =ほんのわずかしかありません。
・外国人は日本の大会に出場できるのか?
 =国籍の規定のない大会には出られます。
・昔の弓と今の弓の違いは?
 =基本的にはかわりませんが、簡単にいえば素材でしょうか。
・世界大会はあるの?
 =都城国際大会だけ。
・大会の雰囲気は?
 =見に来て。
・的の大きさができたきっかけは?
 =史的意味。
・羽はどのくらいの種類がある?
 =鳥の種類、部位、斑文により種類わけされます。
・羽は何の羽を使っているの?
 =大型の鳥。
・的の色は黒のほかにないのか?
 =基本は白黒ですが、色的もあります。
・段級審査って実技だけ?
 =実技とペーパーと場合により面接。
・的の種類は?
 =授業で。
・動作はゆっくりやる必要はある?
 =ゆっくりやった方が、正確に覚えられるので、ゆっくりのつもりでやって下さい。
・弓の値段は?
 =略。
・自分たちが使っている弓の数字の基準は?
 =強さkg数が示してあります。
 
EF君
・今の弓と昔の弓どっちが強力なのか?
 =昔の方が概ね強弓。
・映画(アニメ系)で矢の先端に火を付け射っているが本当に昔やっていたのか?
 =火矢というのがあります。火薬の仕込み方など秘伝。ただ先に火を付けただけでは、発射の瞬間に消えてしまいます。
・「大昔の人は弓矢で狩りをしていた。」などとテレビで聞いた事があるが、弓矢は狩りに不向きではないですか?
 =不向きって? 鉄砲と比べたらそうですね。しかし、弓矢は狩猟・戦闘の道具であったわけですから。
・戦後一時衰退していた弓道はなぜ、学校教材として採用されたのか?
 =道のりは簡単ではありませんでした。戦後はスポーツとしての弓道を強調しました。
・精神集中を必要とする弓道は、戦いの時集中しながら的(敵)を狙っていたら逆に殺されてしまいそうですが、集中は一瞬で可能なのか?
 =そういう集中と技を目指したのでしょう。それができないかった者は、この世にのこれなかったわけです。まさに生死をかけて弓をひかなければならなかったわけですね。
・昔の弦、今の弦の素材は何なのか?
 =授業で資料を配付します。
・何かの像(ヘラクレス?)で弓を持っている像を本で見たことがあるが、あれば何の象徴なのか?
 =調べてみてください。
・吹き矢の大元は弓道なのか?
 =たぶんちがうでしょう。
・ボウガンは何のために作られたのか?
 =性能の良い武器をつくるためでしょう。新兵器開発だったでしょうね。
・弓道の本などの写真で左腕だけ裸の写真があるが、服がジャマなら軽装で行えば良いと思うが・・・。
 =そうですね。機能的ではないですね。伝統との狭間にいるわけです。
・大会で複数の流派が集まったとき、射るまでの行動採点はどうするのか?
 =射るまでの行動(体配)は流派にかかわらない方式が定められています。
・大小あわせて的は何種類くらいあるのか。
 =略。
・先生が弓道を始めたキッカケは何ですか。
 =ノーコメント。
・矢を100m先まで飛ばす事はできるのか?
 =君らの使用している弓矢でも何とかなるかも。弱めの弓のひとは届きません。
・弓道は来世記まで存在すると思いますか?
 =どうでしょうか?
・先生が10m先から車のフロントガラスを射ったらその射った矢は後のシートに刺さりますか?
 =わかりません。フロントガラスは斜めになっているので、ヒビが入るくらいでは?
・サッカーの様に弓道も外国人の方が上手なのか?
 =今のところは、まだ日本のレベルの方が高いですね。
・弓は使えば使うほどシナってくるのか?
 =若干弱ります。
 
GH君
・段審査は、何段から的に当たらないと合格しないんですか。
 =2段くらいまでなら、中らなくても合格するかもしれませんが、3段くらいでは1本はあたらないと難しいと思います。
・弓の強さはいくつぐらいのものまであるんですか。
 =略。
・道着とはかまは、白と黒しかないのですか。
 =外にもあります。
・矢は、どのくらいの距離を飛ばせるのですか。
 =略。
・左手で引く弓はないのですか。
 =右に弓を持って左手で引っ張る弓ですね。ないです。
・試合では、どのような確率で的にあたるんですか。
 =愚問。
・弓道は、流派は、たくさんあるんですか。
 =剣道、柔道ほどではないですが。
・足にはくたびは、農業のものと一緒なんですか。
 =ちがいます。農業用は地下足袋といわれるもので靴の一種ですね。弓道のものは室内用。和服を着た時にはくものと同じです。
・弓道は、少年少女の大会はあるのですか。
 =中学生の大会はあります。
・死亡事故は、毎年どこかで起こってしまうのですか。
 =残念ながら、何年かに1度報告されます。
・弓の10の強さは、何kgぐらいの力が必要ですか。
 =シールで表示したものですね。85cm引っ張って10kgです。
・年齢とかは、試合に関係ありますか。それとも段ですか。
 =段位でクラス分けされることはあります。年齢では分けることは一般的にはありません。
・試合で、見た目や、動作がとてもおかしいのに的にはすべて当たったりした時は、それでも勝てるのですか。
 =試合にもよりますが、的中制で行われる場合、競技規則上はそうです。
・戦争があったころと、今の弓や矢の違いはありますか。
 =基本的にはかわりません。細部には違いがあります。
・矢を射る時、ほほにつけているのとつけていないのは差が大きいですか。
 =空間に浮いていると矢の位置情報を頬で感知できませんから、かなりハンディーになるでしょうね。
・引いている時、手がふるえてしまうのはどうすればよいのですか。
 =効率の良い力の使い方が出来ていないためと思います。まだ今は心配しないで数をこなして稽古してください。
・的に当てるためには、基本をしっかり身に付ける事が一番よいのですか。
 =もちろんそうです。基本は大切です。
・なぜ左足から動くのですか。
 =下座の足から動作するということです。左が下座になるケースがおおいですからね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【参考資料2】−受講生の弓に対する疑問点−
      2002年後期弓道理論実習受講生(1年)
 
 
 
 本年度受講生には、弓道部所属者・弓道経験者が受講しています。彼らがどのような視点で弓道に関わることに疑問・質問事項を持っているか、参考資料として一部を掲載します。
 
 
 
疑問点・質問項目(抜粋)
 
 
質問項目
・矢の太さはなぜ違うのか?
・あづちはなぜ斜めに作られているのか?
・弓道はなぜ中り方式で得点方式ではないのか?
・道場と矢道の段差はなぜ必要なのか?
・会はどの程度必要なのか?
 
質問項目
・矢を2本つがえてうつとどうなるのか?
・弓道に適した体型は?
・質の異なる弦をミックスしたらどうなる?
・もうすこし弓具安くならないものか?
・弓道で食べていく方法は?
 
質問項目
・正面と斜面の手の内の働かせ方に違う部分はありますか?
・弓を削る事で得られる利点は何ですか?
・かけを作る為に特別な鹿を育てたりしますか?
・弓道にトレーニングが必要だといっていられましたが、胴づくりにはどんな事が効果的ですか?
・自分が社会人になって国体の顧問になるには特別な資格などは必要ですか?
 
質問項目
・手の内がぼろぼろになるのはいいことなのか?
・骨格によって中りは関係あるのか?
・手の長い短いは中りに関係あるのか?
・胸板が厚い人は胸を弾くことが多いので弓道にはむいてないのか?
・口割りまで下りてきにくい場合はどうすりばいいか?
 
質問項目
・利き目は治す事ができますか?
・利き目が違うと狙いも変わってきますか?
・かけを作るのにどれぐらい時間はかかりますか?
・ちゃんとした射を極めるにはどれぐらい時間がかかりますか?
・離れはどうでるのが一番正しいんのか?
 
質問項目
・伸び合いはどのようにどの方向に伸び会うのか?
・勝手の張り合いとはどういうことか?どのようにどこらへんをはるのか?
・顔向きがあらかったりすると狙いに影響するのか?
・正面と斜面の押しでの働きの違いはあるのか?
・肘の力の働きが下に働いていて、ひねりすぎると離したとき肘が痛くらるのか?
・逆的に離れを出すとはどういうことか?そのときの勝手の力の働きともってきかたは?
・その人の個性をいかした指導方とは?どのろうなところをポイントにみるのか?
・弓道に必要な筋肉トレーニングとは?
 
質問項目
・弓手の働かせ方で、親指がまっすぐの状態と、折れ曲がった状態で、角見の働かせ方はどのように変わってくるのですか?
・弓を作成する際に、竹、グラス以外の物で弓を作ることはできますか?
・矢の羽は、鳥の羽以外にも、アーチェリー用の羽、バトミントンの羽のようなものでも通常通り飛ばすことはできますか?
・和弓は1/3のところを持つという特徴があるのですが、他の国でも和弓のように大きく異なる特徴がある弓はありますか?
・弓手の骨格でサル腕の人と通常の腕の人では伸び合いの行い方、角見の利かせ方など教え方はどの様に変わってくるのですか?
 
質問項目
・理論上正面より斜面の方が中ると言われていますが、本当に中るんですか?また、理論とはどの様なものですか?
・弓道と弓術の決定的な違いは何ですか?
・現在の武大弓道の改善すべき点はどこだと思いますか?
・会の時から角見を利かせっ放しで離したら駄目なんですか?
・松尾先生は稲垣先生に勝つ自信がありますか?
 
 
 
 
 
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以上は、受講生の書いてくれた質問項目の一部を掲載しました。
初心者の質問項目からは、弓道実施者では「あたりまえ」と思っていることも、「そういわれればなぜ?」と思うようなこともあげられています。研究上も参考になるものもいくつもあります。
いずれ、項目ごとにまとめて、「Q and A」としてまとめてみたいと思っています。
 
 
 
 
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