2008年
 第20回全国大学弓道選抜大会
   開会式における競技上の注意事項
 
2008年6月29日、第20回全国大学弓道選抜大会が明治神宮至館・全弓連中央道場にて開催された。
 
開会式において、柴田猛大会競技委員長より競技上の注意点が説明された。
本大会は大会実施要項ならびに全日本弓道連盟弓道競技規則に則り行うこと。
 
■@弓具について。全日本弓道連盟競技規則第23条の確認。照準について、矢摺籐の目印は禁止事項。テープ、籐の隙間、印は禁止。極端な場合は、故意でなくとも照準と判断させていただくので注意。(昨年も注意有り)
■A押手がけについて。押手がけは認める。テープ、包帯は怪我の場合だけ認める。(新規注意)
■B袴の長さについて。床を引きずるような袴ははかないこと。(昨年も注意有り)
■C校名のプレートについて。各校ネームプレートは右腰に付け、選手証はプレートの下につけること。(昨年も注意有り)
■D制限時間の確認。予鈴は30秒前(音確認)、本鈴(音確認)。(昨年も確認があったが、昨年の本鈴と今年の本鈴は音が違う)
■E第4条について。矢番え完了後の筈こぼれは無効。矢番え完了とは、右手を腰にとった後で、その後の筈こぼれは無効とする。
 
 
 押手のテープ・包帯は怪我のためもあるが、実際には怪我防止(古傷の再発防止)のために行っている選手の方が多い。バレーボールなどで指先にテーピングを念入りに施しているが、怪我防止に有効である。なぜ弓道では禁止するのか? 史的には押手がけの方が的前ではタブーであったのに・・
 
 
 
 
 
 
 
 
2007年
 第19回全国大学弓道選抜大会
   開会式における競技上の注意事項
 
2007年6月24日、第19回全国大学弓道選抜大会が明治神宮至館・全弓連中央道場にて開催された。
 
開会式において、柴田猛大会競技委員長より競技上の諸注意がなされた。
本大会は大会実施要項ならびに全日本弓道連盟弓道競技規則に則り行うこと、制限時間について確認がされた。制限時間に関する予鈴は30秒前、また、本鈴と同時に発射されたものも無効となることが確認された。校名のプレートの付け方について注意があり、各校ネームプレートをつける場合には右腰に付け、選手証はプレートの下につけるように指導があった。
 
次に、競技規則とも関連するものもあるが、本大会では注意事項に止め、来年度以降は文書をもって注意する事項等について数点の説明・注意があった。弓具について、全日本弓道連盟競技規則第23条の確認。
 
■矢摺籐の目印・・・禁止事項であるが、本大会は注意にとどめ、来年からは何らかの処置で、巻き替えまたはガムテープ等を巻くなど対応をする。・・・・実際は白ビニールテープを貼られた選手(審判はその選手に対して了解を得た)もいた。
■矢摺籐の長さ・・・競技規則で籐頭から6cm以上と決まっているので注意。以後ご注意願いたいと説明があった。
■矢尻について・・・矢の根・矢尻はかぶせ式となっている。これは危険防止のためであると説明があった。かぶせ式でない矢尻も見受けられるが、今年度は注意になるかと思うが、来年以降はよろしくお願いしたいと説明された。
■かけ止めについて・・・かけ止めは使ってはならないことが、全日本弓道連盟の申し合わせ事項で、使ってはならないことになっている。本日は結構である。ただし、かけ止めが離れで飛んで、後ろの人にあたるという事故も発生しているので、必ず手首側(肘側から手先側に向かって)から付けるようにしてほしい。今回は指導だけ。来年度以降はできる限り使わないようにしてほしいとの注意があった。
■着装について・・・袴は先輩からもらったものなどもあるかも知れないが、床に付かないようにしてほしい。裾を床に引きずらないような袴にしてほしい。また足袋も洗濯したきれいな足袋を履くようにしてほしい。今回は注意させていただく場合もある。来年度以降は文書をもって注意をさせていただきたいとの説明・注意があった。
 
 
 開会式において、以上の注意事項があったので、来年以降は気をつけましょう。
 
 
 
 
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