弓道 国際交流
 
 
 
■2003年7月22日(火)
 
 来客、ノルウェーバレーボール女子ナショナルチームとスタッフ15名。弓道を体験していただきました。わずか1時間であり、指導にも無理があったかと思いますが、2年次弓道理論実習受講生と昨年度受講生の数名が手伝ってくれました。
 まずは、簡単に弓具の紹介をすませ、と女子学生4人男子学生1人の各1手のデモンストレーションからはじめました。中るたびに密やかに「ワァーオ」の声と拍手がおこりました。みんなで10射8中となかなかよく中りました。
 射法の概略と実演をし、素引きを体験していただきました。8kg〜12kg程度の弓を使用していただきました。「もう一度やってみせてください」と実演を再度要求されました。見てイメージをつくり覚えようという姿勢がうかがえました。さすがスポーツウーマン、見まねで覚えははやい。もうすでに時間はあまり残されていない。取り急ぎ矢を番える方法を教えて、矢道近距離に出ました。
 的までの距離は10mちょっとくらいか? 的は普通の霞的7的。2本づつ引いてもらうことにしました。学生がそれぞれつき、指導。なかなか中りません。もう少し距離を近づけた方がよかったかな。反省。なかなか簡単には中らないことは理解していただけたのかもしれません。(^^ゞ)
 矢取りをして、もう2本づつ同じ距離で。バレーボール部WTN君からもう2本で終わりにして下さいとの指示。1回目よりは少し中るも・・・仕方ない、タイムオーバー。4本だけ発射体験しました。
 指導してくれた学生、なかなか意が通じず、「もう、いっぱいいっぱいです」とKNG君。「楽しい」といってくれたICKさん。指導は難しいですね。しかし、理解してもらい、できるようになってゆく過程は指導する側にとっては何よりの喜び、充実感があります。
 
 バレーボール部のWTN君お世話様でした。KMR先生には通訳もしていただき、ありがとうございました。やはり背の高い女性が多く、スタイルの良い美人ぞろいでした。男性のスタッフは気さくで陽気な方ばかり。そのうちの1人は、最後にどうしても28mから1本発射したいとおっしゃり、やる気満々でした。安土にはとどきましたが、もちろん中りませんでした。
 短い時間で十分な体験ができなかったでしょうが、日本滞在の思い出の1つになれば幸いです。学生にとっても意の通じぬもどかしさがあったでしょうが、これを期に、臆せず海外の方々と接してゆけるようになって欲しいと思います。
 
 学生5名による1手演武。
 
 
 初めての素引き体験
 
 
 的に向かって、その気になってえ素引き。
 
 
 初めての発射。
                               
 
 初めての発射、もっと引いて!
 
 
 結構、いい手の内。
 
 
 5,4,3,2,1,発射!                         
 
 Thank you.
 
 
 
 
 
 
 
 
■2003年7月30日(水)
 
 スウェーデンからお客様。木村ゼミ、松尾ゼミの学生を中心に1時間の弓道体験指導。障害をもった方にも弓矢の発射を楽しんでいただきました。あいにくの雨天で矢道に出て近距離からの発射ができなくなってしまいました。学生指導スタッフと相談の結果、射場からの発射を行うことにしました。矢道には遠的用の1m的を設置しました。状況に応じて使い分けることとしました。弓も6kg〜13kgまでを用意。6kgでも困難が予想されるため、四半的用3.8kg〜5kg3張りも用意しました。
 
 
 
 まずは松尾ゼミの学生の演武を見学。
 
 
 3名での演武(うしろにもう2人います)
 
 
 実技指導。素引き稽古後、体験発射。雨天のため近距離発射ができず、無理がありましたが、射場から発射。
 
 
 大前の女性には最初6kgを使用していただき、素引き指導をしましたが、腕に力が入りにくく、発射は困難と判断し、急きょ3.8kgの四半的弓に変更して使用していただきました。それでもなかなか大きくは引けませんでした。
 
 
 的は遠的用を矢道の中間に設置したものを狙いました。MSB君の献身的な指導で補助無しで引けるようになりました。矢はなかなか届きませんが、見学のつもりでいらっしゃったらしいのですが、体験していただいて良かったと思います。
 
 
 椅子に腰掛けた男性は、28mの距離で36cmの霞的に見事的中しました。この写真の時は少し引きが足りないので、下に外してしまったかな?
 
 
 1時間という短い時間、ほんの少しの体験でしたが、楽しんでいただけたようで、なによりです。マニュアル通りに行かない指導で、学生指導スタッフも臨機応変に対処してくれました。弓矢の発射体験をしていただいたと同時に、指導スタッフもよい指導体験をさせていただきました。アーチェリーと比較すると弓道はまだまだ、障害者に対して道がひらかれているとは言い難い状況です。松尾ゼミの障害者弓道指導は「できることからはじめたい!」と思います。
 
 両ゼミの学生のみなさん、ご協力ありがとうございました。
 
 参考のため、国際武道障害者協会のHPのアドレスをご紹介します。:http://www.ne.jp/asahi/news/net/
 
 
 
 
 
■2004年2月
 
 オーストリア・ウィーンでの弓道研修。
 
 
■2004年
 
 外国人体験武道(木村ゼミ主催)に弓道部員3名協力。演武。
 
 
■2005年2月
 
 オーストリア・ウィーン、ハンガリー・ブダペスト、ドイツ・ハンブルクでの弓道研修。
 
■2005年6月
 
 外国人体験武道(木村ゼミ主催)に弓道部員3名協力。演武。
 
 
■2005年7月13日(水、2時限)
 
 カナダ・高校生女子バレーボールチーム弓道体験。 
 
    弓道部・弓道論ゼミ有志、基礎弓道指導法T受講生が指導を行った。
 
 
■2006年2月
 
 オーストリア・ウィーン、ハンガリー・ブダペストでの弓道研修。
 
 
■2006年
 
 中国・天津での弓道調査・交流。
 
 
■2006年5月
 
 外国人体験武道(木村ゼミ主催)に弓道部員3名協力。演武。
 
 
■2006年11月
 
 外国人体験武道(木村ゼミ主催)に弓道部員3名協力。演武。
 
■2007年1月
 
 韓国・龍仁大学短期語学研修生弓道体験。
 
 
■2007年2月
 
 2006年度、オーストリア・ウィーン。ハンガリー・ブダペストでの弓道研修。
 
 
■2007年4月
 
 ドイツ弓道連盟名誉会長夫妻勝浦訪問、弓道部見学。海外研修でお世話になった学生が勝浦朝市を案内してくれました。またバーベキューを楽しみました。
 
 
■2007年5月
 
 韓国における、2007WTAF(世界民族弓祭典)へ松尾が参加。韓国の弓も体験。今後、授業においても韓国弓を紹介する。
 
 中国・天津体育学院短期語学研修生弓道体験。
 
 
■2007年5月
 
 外国人体験武道(木村ゼミ主催)に弓道部員3名協力。演武。
 
 
■2007年11月
 外国人体験武道に弓道部員3名協力。演武。
 
 
■2008年2月
 
 2007年度、オーストリア・ウィーン。ハンガリー・ブダペストでの弓道研修。
 
 
■2008年2月
 
 オーストリアより短期研修生(弓道)1名受け入れ。日本語学習、弓道研修、弓道資料収集を行った。
 
 
■2009年2月
 
 2008年度、オーストリア・ウィーン。ハンガリー・ブダペストでの弓道研修。
 
 
■2009年10月
 
 オーストリア・ウィーンより1名勝浦訪問、合同練習。
 
 
■2010年4月
 
 オーストリア1名、ハンガリー2名、ウクライナ1名が勝浦訪問。合同練習。
 
 
■2010年6月
 
 卒業生1名、カナダへ留学予定。
 
 
■2010年夏
 
 オーストリア・ウィーンより1名の短期研修生を受け入れ予定。
 
 
 
 
 
 
 
 
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